#ターナー水彩推し色2022 特製12色セット+18色セット(+α)レビュー

Contents

まさか当選するとは思ってもみなかった

#ターナー水彩推し色2022キャンペーンの概要

今年の1月下旬から2/15の間、ターナーさんの透明水彩公式twitterアカウントが、フォロワー数1800人突破記念のプレゼント企画として「#ターナー推し色2022」という推し色を投稿するキャンペーンを開催。推し色を投稿した人の中から抽選で10名に、応募内容に基づいた特製12色セットが当たる…というもの。

因みに私はその当時、ターナーさんの透明水彩を集め始めたばかりで数色しか持ってなかったのですが、ウルトラマリンバイオレットを推し色として投稿しました(しかし推してる人は少なかった)。

そして推し色TOP5とセット内容はこうなった

1位は安定のマヤブルー。3位にはターコイズブルーがランクイン。この2色以外はすべて海外展開色という結果になりました。そしてこの結果に基づいた特製セットが決定します。

RTしつつ「当たったら良いなぁと思うけど、こういう抽選企画には昔から縁がないからなぁ…」と、とりあえずタグ巡回してて気になってた色を世界堂で買おうとしていたところに当選DMが届いて大変驚きました。

内容的にも買おうと思っていた色が7割位入っていたので嬉しかったです。本当に本当に有難うございます…!(そして住所確認の件ではお手数をおかけしてしまい申し訳ありませんでした…)

レビューの前に…ターナーについてさっくりご紹介

ターナーってどんな会社?

海外の画材メーカーっぽい名前ですが、ガッツリ日本企業です。

設立は1946年。戦後間もない頃、日々の食事にも不自由するような大変な時代に塗料の販売会社としてスタート。その翌年1947年に水彩絵の具を、更にその翌年1948年にはポスターカラーがそれぞれ発売開始になっています。透明水彩に関しては、1995年にまず「トランヴェール」シリーズを発売(2018年に廃盤)。現在の専門家用透明水彩はそこから更に14年後の2009年に販売を開始しています。

中学校の美術の教材として使う機会があるため、ターナーといえばアクリルガッシュやポスターカラーの方が馴染みが深いという人が多いと思われます。そのため「ターナー=アクリルガッシュ」のイメージが強く、透明水彩と聞いてもあまりピンとこない人の方が多いかもしれないです。個人的にはターナーといえばポスターカラーのイメージでして、透明水彩がある事自体も水彩沼に足を突っ込むまで全く存じ上げませんでした…。

因みにアクリルガッシュは今年発売40周年だそうです。おめでたい。アヤナミブルーやブルーピリオドコラボは記憶に新しい人もいるはず。

ターナー専門家用透明水彩絵具について

さて、ターナーの透明水彩は全148色展開なのですが、元々は海外メインで展開していたようで国内販売向けと海外販売向けとでは色のラインナップが全く違います。俗に言う「国内色」と「海外展開色」なのですが、5mlチューブ・15mlチューブの2種類ある色が「国内色」(全54色)、15mlチューブしか無いものは「海外展開色」(全94色)になります。ドットカードも国内色と海外展開色の2種類に分かれていて、2枚購入で全色が揃うようになっています。

国内色は全148色の中からクセが強くなくて使いやすい色を厳選しているらしく、全54色のうち37色が単一顔料で作られているので混色しても濁りにくいです。またマヤカラー以外の色は固形化した状態からでも溶かしやすく、伸びもよくキレイに塗れるので、初心者の方でも扱いやすい絵の具になっています。

一方で、海外展開色には不透明色も多く、また粒子の荒い色や発色が弱い(特にパステルカラー系)など、結構尖ったラインナップとなっています。こちらは単品購入前にドットカードで一度色味を確認した方が良いです。

開封の儀

特製セット+バラ買いしていた色

さてここからが本題。

当選DMから数日後に無事届いたので開封! 画像上部が特製セットです。もうこの段階で可愛いんですけど。

因みにその下にあるものが私が単品で買ったもの。地元ではターナーの透明水彩を取り扱いしている所がないので、すべてネットで購入しています。国内色のみであれば取り扱いしているサイトは結構あるのですが、海外展開色だと世界堂か笹部洋画材料店でしか取り扱いがありません。私は世界堂さんで買う事が多いです。

セット内容

ここからは特製セットの色について見ていきます。より専門的なものは他の方にお願いして、私はざっくりと行こうと思います。参考になるかどうかは分からんのですが、単品でのメーカー価格も一応書いておきます。

推し色セット色見本
色見本作るの下手くそマンなので塗りムラが酷い(※色名+E→海外展開色 色名+×→警告マークあり)

ニュートラルチント

ニュートラルチント
  • 5ml: 187円
  • 15ml: 385円

実は先に5mlチューブで持ってましたw

ペインズグレーを持っていたので買うことがなかった色。ターナーのペイニーズグレーを買おうとしたら5mlチューブがなくて、その代わりに買ったのがこの色。W&Nのニュートラルチントと比べるとちょっと赤みがある(逆にW&Nは青味がちょっと強め)のですが、この画像だとニュートラルな黒に見えますね…。

基本的に黒の代わりとして使う色で、これとペインズグレーの両方を入れる必要はないらしいです。色味のお好きな方を使うと良いですが、インディゴを入れるならニュートラルチントの方が色かぶりしなくていいかもです。

インダンスレンブルー

インダンスレンブルー
  • 15mlチューブのみ: 539円

これも先に1本購入していたので、ホールパンに満量入れてもいい位の量になってしまいましたw

ホルベインのロイヤルブルーと同じ色・同じ顔料なのですが、全く色味が違います。またW&Nにも全く同じ色があるのですが、それと比べても青味が控え目なようにも見えます。彩度も控え目なので、ニュートラルチントと混色して使えばペインズグレーやインディゴの代わりとしても使えそう。

勿論単色で使っても素敵な色味なのですがやや粒子感あり。

ディープインディゴ

ディープインディゴ
  • 15mlチューブのみ: 429円

インディゴ…と言うにはあまりにも彩度が高くて、もはや全く違う色。しかもこれ、画像じゃちょっと分かりにくいんですけど、うっすらと青が分離してます…! 画像ではホワイトワトソンに塗っているのであまり目立ちませんが、コットマン荒目などの目の荒い紙に塗るとしっかり分離すると思います。分離色が好きな人にはたまらない一品なのでは。

コバルトターコイズ

コバルトターコイズ

毒性注意記号あり(コバルト・クロム・ニッケル 及びその化合物を含む)

  • 15mlチューブのみ: 737円

鮮やかな色が目を引く青緑。がっつりコバルト入りなので警告マーク付きです。

W&Nとシュミンケに同一名称の色がありますが、シュミンケの方は青緑ではなく水色で、どちらかといえばW&Nのコバルトターコイズライトに近い色味になります。ターナーのコバルトターコイズはW&Nのものに近い色味。

コバルトターコイズ比較

W&Nとターナーとで色味などの比較をしてみたもの。W&Nの方は既に塗り終えたドットカードから拾ったので絵の具の量が足りず、全然違う色味になってしまってますが、色合いとしてはほぼ似た様な感じでした。コバルト系顔料を使っている色は基本的に粒子感が強いのですが、ターナーの方はそこまで目立ってないように見えるよ…?

ただ混色すると分離はすると思われるので、分離させたくないなら単独で使う方が良さそう。

ナチュラルローズマダー

ナチュラルローズマダー
  • 5ml: 363円
  • 15ml: 737円

天然の原料から作られた、NR9という非常に珍しい顔料を使っている色。同じNR9を使っている色は、塗るとバラの香りがするW&Nのローズマダージェニュインぐらいしか存じ上げないです。耐光性はあまりないのですが、透明度は高め。

ローズマダージェニュインと比べると赤っぽく、ホルベインのローズマダーと比べると彩度はちょっと低め。水多めに塗ると柔らかい赤寄りのピンク色になるので、肌の血色感を出すのに使えそう。

なおこちらの色はバラの香りはしません。

オペラレッド

オペラレッド
  • 5ml: 209円
  • 15ml: 429円

ホルベインのオペラとほぼ同じ感覚で使えますが、オペラとは若干色味が異なります。どちらかというとオペラの方が気持ちピンクちょっと強め。オペラレッドは濃い目に塗ると、水多めで塗った場合のクサカベのマゼンダと似た様な色味に。

なお耐光性は表記自体が無い時点でお察しください。結構どぎつい色味なので単色では使いにくいです。混色前提。

オペラ比較

オペラ塗り比べ。基本的にオペラは蛍光色なので微妙な色の違いを読み取ることはほぼ不可能。どんだけ色調補正をやっても原画の色味を再現することは出来ませんでした…。実はW&Nのオペラローズはほんのり蛍光顔料が分離していた(※注: オペラローズ自体は粒状化色ではありません)のですが、こちらもスキャナでは読み取れませんでした。

シナバー

シナバー
  • 15mlチューブのみ: 385円

人気投票第5位。後述するブラウンマダー同様、水の量によって赤茶色としても赤としても使える色。

白が入っているので透明度は低いのですが、とても可愛い色。赤茶色と言ってもブラウンマダーよりは茶色みが弱く、やや柔らかい色味なので、薄めに溶いて肌の影を塗ったり、血色感を出すのに上から薄く乗せたりするのにも良さそうです。

クローブ

クローブ
  • 15mlチューブのみ: 385円

人気投票第2位。こちらも白が入ったクリーム色の不透明色。

色味的にはセヌリエのウォームグレーやダニエルスミスのバフチタニウムに若干近いように見えますが、それらよりは赤みが強め。下塗りの色として使う人が多いかなという印象ですが、ベージュオークル系の肌や、褐色肌のベース色として塗るのにも良さそう。

ホルベインのラベンダーや後述のペールウィステリアといった、パステル系の紫を混ぜたらウォームグレーに限りなく近い色が作れるのでは…? と思ったのですが、まだ試してません(ぉ)。

フレッシュウォーター

フレッシュウォーター
  • 15mlチューブのみ: 385円

人気投票第4位。パステル系の水色で、下塗りに使う人も多い。絵の具も色味も可愛いのだけど、それ以上にパッケージがめっちゃ可愛い。クローブとペールウィステリアというパステルカラー2色の間に並んでいたので更に可愛さ倍増。

フレッシュウォーター vs アクアブルー

似た色はクサカベのアクアブルーかな…? と思って塗り比べてみたのですが、アクアブルーとは色味が違うな…(アクアブルーは青というよりかは緑っぽい)

ペールウィステリア

ペールウィステリア
  • 15mlチューブのみ: 385円

こちらもパステル系のほんのり淡い紫。コピックでいうとBV000くらいの色の濃さ。肌の影や下塗りの色に使ったりする人が多い印象。フレッシュウォーター同様、絵の具も色味も可愛いけどそれ以上にパッケージが以下略。

パステル紫比較

ホルベインのライラックが一番近いかな…? と思ったら、ライラックほど赤みがありません。またラベンダーと比べても青味が弱い。というか青味はほぼ無いな…? 手持ちにはないけど、カラーチャートで見た限りではクサカベのライラックが色味としては一番近いかも。

マヤバイオレット

マヤバイオレット
  • 5ml: 363円
  • 15ml: 737円

マヤ文明に由来する独特の色味を現代の技術で再現した「マヤカラー」シリーズのひとつ。人気色なので5mlチューブがよく品切れになっています…。マヤバイオレットに限らず、マヤカラー自体がもっちゃりとしたテクスチャなので、基本的に濃く塗るのは苦手っぽいです。むしろこの淡い色味を楽しむのが正しい使い方なのかも。

他の色で代用するとしたらウルトラマリンバイオレットが一番近いかな。

マヤグリーン

マヤグリーン
  • 5ml: 264円
  • 15ml: 539円

「マヤカラー」シリーズのひとつ。こちらも5mlチューブ品切れになりがち問題が発生する色。マヤバイオレット以上にもっちゃりしていたのでマヤシリーズの中でも一番扱いにくい色ではなかろうか。色味は好きです。

マヤシリーズはオックスゴールを混ぜて使えば塗りやすくなった…というライフハックをつい先日twitterで見かけたので、マヤシリーズの扱いに難儀している人は一度お試ししてみても良いかもしれません。

手持ちの色も尖りすぎていたので18色セットを追加購入した

特製セットは黄色が1色も入っていなくて、まさに水彩沼の住人向けな尖ったラインナップ(公式公認)だったのですが、実は自分の手持ちもネープルスイエロー以外に黄色が1色も無くw 特製セットのラインナップ以上に尖りすぎていたので、基本の18色セットも追加で購入してしまいました。

この2週間ほど前に絵の具18色セットを含むW&Nの豪華詰め合わせセットを購入しているにも関わらず。

18色セット

たまたまAmazonで購入するものがあったので一緒にカートに放り込んだのですが、何故か18色セットだけがめちゃくちゃ安いのです。定価2900円のところ、2200円(24%オフ)で販売されています…。

18色色見本

これまでにホルベインやW&Nで18色セットを購入していますが、今回購入したターナーの18色セットが色味的に一番バランスが良いと思います。赤系が2色しかないことと、マヤブルーが唯一クセの強い色である事を除けば、それ以外には特に尖った色がありません。これが2200円は安すぎる。こんな値段で売っていい代物ではない…

これに追加で色を買い足すとしたら

  • キナクリドンマゼンタ
  • プルシアンブルー
  • ペイニーズグレー(またはニュートラルチント)
  • セピア

あたりを選んでおけば大抵のものは描けると思います。

個人的にお気に入りの色と残りの人気投票上位色をピックアップするよ

ここからは推し色企画の残りの人気投票上位色と、18色セット+個別購入した色の中からお気に入りの色をピックアップしていきますが、記事内の画像が多くなってきたので個別の画像は貼ってません…スミマセン。

特製セットの色も混ざってるけど残りの色ほぼ塗ったもの

ターコイズブルー

  • 5ml: 209円
  • 15ml: 429円

人気投票第3位。他の5ml人気色の例にもれず、5mlチューブ品切れしすぎ問題が発生しがち。私は思い切って15mlチューブで単品購入しました(その後にセットで買ってたら意味ないんだけどな…!)。

ターコイズブルーといえば基本的に緑寄りの青である事が多いのですが、ターナーのターコイズブルーは色味としては「ザ・水色」。ターコイズ部分どこ行った…? っていうレベルの水色。チューブから出した色もめっちゃ水色なんですが、これがまた可愛いんですね。人気色なのも頷けます。

マヤブルー

  • 5ml: 264円
  • 15ml: 539円

人気投票第1位。この色も5mlチューブ品切れしすぎ問題が以下略。

マヤカラーを代表する色で、マヤシリーズで唯一セット販売品(18色・24色)に組み込まれている色。他のマヤシリーズ同様もっちゃりしたテクスチャですが、マヤグリーン・マヤバイオレットと比べると、ある程度濃い目の色は出せますね。それでもクセが強いので初心者向けではないですが。流石に15mlチューブで買う勇気はなかった。

マヤブルー誕生秘話的なコラムもあるので興味のある方は下記よりどうぞ。

因みに、似た色味で代用するなら、シュミンケのプルシャングリーンがほぼ同じ色味なのでオススメ。

フタロターコイズ

  • 15mlチューブのみ: 539円

ホルベインで言えばマリンブルー相当の色で、W&Nには同じ色味の同名色があります。顔料変更前のホルベインのマリンブルーと全く同じ顔料かつ単一顔料で作られているのですが、色味が全然違います。マリンブルーは青味が強いのですが、W&Nやターナーのフタロターコイズは青よりの青緑。

ターコイズブルーやフタロブルーとはまた違う性質の青で、その鮮やかさにハッとさせられます。青好きなら絶対気にいると思う。水少なめに塗ると若干テカリが出るのでそこは好みが分かれそうですが。

インディゴ

  • 15mlチューブのみ: 385円

W&Nやホルベインのインジゴと比べるとちょっと紫っぽいですが、同じ感覚で使えます。粒子感はほぼ感じられないと思うので、前述したインダンスレンブルーの粒子感が苦手な人はこちらが良いかな。

パーマネントスカーレット

  • 5ml: 209円
  • 15ml: 429円

枯葉庭園さんの上記の記事で激推しされていたので単色でも買いました。全てのセットに入っているので、単品で買う必要は無かったような気もしますが、まあそこは気にしない方向で。

同じ価格帯の透明水彩絵の具では殆ど見かけない顔料・PR188を使って作られています。普通に塗るとバーミリオン系統の色味なのですが、薄く塗るとすごくカワイイピンクになるのです。ホルベインやW&Nのスカーレットレーキが色味的に近いかな? …と思って各社のスカーレットレーキのチューブを確認したら、W&Nの方はターナーと同じくPR188かつ単一顔料でしたのでここに訂正させて頂きますorz なおホルベインの方は複合顔料です(PO73+PR254+PY110)。

なおPR188の絵の具、他メーカーでは

  • セヌリエ(スカーレットラッカー)
  • シュミンケ(バーミリオンライト)
  • ダニエルスミス(オーガニック バーミリオン)

などでお取り扱いがありますが、いずれもちょっとお高いです。そんな代物がドンキも裸足で逃げ出すレベルの驚安価格でご提供されてるけど大丈夫か? と心配にはなる…

ブラウンマダー

  • 5ml: 264円
  • 15ml: 539円

推し色タグで推し色に挙げてる方が多くて気になっていたので単品購入。一見、シナバーに似てるように見えますが、こちらの方は透明色です(シナバーは不透明色)。

カテゴリーとしては茶系統(赤茶色)に入る色なのですが、薄めて使うとシックな色味の赤としても使えます。シナバー同様、薄く塗って肌の影に使ったりできそう。粒子も細かいのでなめらかに塗れます。

ウルトラマリン

  • 5ml: 187円
  • 15ml: 385円

ターナーの透明水彩を初めて買おうとしている人から「まずどれから買うのがオススメか?」って聞かれたら、ターコイズブルーでもマヤシリーズでもパーマネントスカーレットでもなく、ウルトラマリンと答えます。この色も全てのセットに入っています。推し色はウルトラマリンバイオレットですが、マストバイ色を1色だけ選ぶとしたらウルトラマリン一択です。

というのも、ウルトラマリンという色は基本的に粒子の荒い色なのですが、ターナーのウルトラマリンは粒子が細かくて、なおかつコスパつよつよなのです。同じく粒子細かめなウルトラマリンである、W&Nのウルトラマリン(グリーンシェード)の半値で買えます。しかもW&Nよりもターナーの方が粒子感もシボシボ感も少ないです。

ひとつ注意点としては、チューブから出した時にポスターカラーを出した時の様なニオイがする点。手持ちの色でニオイを確認したのですが、ウルトラマリンだけが若干きつめにニオイがします(それ以外はほぼ無臭)。固めてしまうとほとんど消えるのですが、シックハウス症候群の人は念の為使用時に換気をした方が良いと思います。

ウルトラマリンバイオレット

  • 5ml: 209円
  • 15ml: 429円

今回私が推し色としてツイートした色。ディオキサジンバイオレットに似た様な色ですが、それよりはちょっと色が淡め。またW&Nのウルトラマリンバイオレットと比べると、こちらはやや赤みがある感じで、薄く塗ると優しい色合いの薄紫色になります。ちょっとだけ粒子感があるので、おそらく染み付きの強い色と混色したら分離するかも。

因みにホルベインのラベンダーとライラックを混色すると、この色に似た色味が出来ます。が、パステルカラー同士の混色なので透明感はあまりないです。

ジョンブリアン(レッドシェード)

  • 15mlチューブのみ: 385円

黄色すぎず赤すぎずのちょうどいい塩梅の肌色なので、ジョンブリアンの中でもかなり使いやすいです。クサカベのジョンブリアンに近い色味ですが、クサカベと比べてピンク感はやや控え目。ターナーのジョンブリアンはレッドシェードとイエローシェードの2種類ありますが、肌色として使うならレッドシェードがオススメ。

しかしこれが海外展開色にしか無いのはマジで謎すぎる。これが5mlチューブでも展開されていれば、コミック系イラストを描く層も手を出しやすいと思うのですが…

ターナーの透明水彩オンリーで塗ってみた

私本性獣さん
作例を通じてメギド72を推していくスタイル

紺の部分はベースがディオキサシンバイオレットとインダンスレンブルーの混色で、影部分がインダンスレンブルーとニュートラルチントの混色なのですが、粒状感が強いせいか色の補正がうまく行かなかったです… 原画ではもう少し青みがかってます。細目の水彩紙だとまだ目立たなかったのだろうか(※今回はストラスモアを使用)。

下塗りにペールウィステリアを使っているのですが、かなり濃い目に塗るとかしないとスキャナが拾いにくいかも。最後に上からニュアンス付けとして、ディオキサジンバイオレットとパーマネントスカーレットを混色して作ったミネラルバイオレットもどきを被せてみました。

まとめ: ターナーの透明水彩はいいぞ

写真の方が原画の色に近いです

先日twitterで「マヤシリーズ使いにくくてがっかりしてしまった」みたいなツイートを見てしまいちょっとモヤッとしてしまったので、ターナーの透明水彩はマヤシリーズだけじゃないやい! という思いをどうしても伝えたくて。今回有難くも推し色セットを頂いたので、推し色企画を機にターナーの透明水彩を使ってくれる人が増えればいいな…と思い、レビューさせていただいた次第です。

こんな拙い読書感想文で伝わるかどうかは別問題ではあるのですが、発色良いのに低価格でコスパに優れている絵の具なので、気になった方はドットカードからでもいいので是非使っていただきたいです。

あとは全色を単品購入出来る所がもっと増えると良いな…!

Contents