この記事は Fediverse Advent Calendar 2023(第4会場) 17日目の記事です。
はじめに
お前誰やねん
恐れ多くも Fediverse Advent Calendar 2023(第4会場)17日目を担当させて頂いている、かむり(fediverse共通ID: @camri)と申します。趣味でお絵描きやってる田舎暮らしのジョシです。普段はおたどん・にじみす・9ineverseをメインの拠点としつつ、時々FedibirdやBluesky等にも出没してます。
twitter(敢えてこう呼びます)アカウントもたまに浮上していますが、サードパーティ製アプリ締め出し事件や水星の魔女最終回直前の大規模閲覧制限事件などといったイーロンの数々の悪行三昧にブチ切れ閉口したので、それ以来検索以外には使わなくなっています。段階的に活動拠点をfediverseとBlueskyへ移動中…という事にしていますが、もう完全移住してもいいかな(twitterアカウントはそのまま残しつつ)とうっすら考え中です。誰か背中を押して下さい
さて何を書こう?
勢いでFediverseアドカレに登録したはいいものの、さて何について書いたものか…と考えたところで、そういえば毎年10月にやっている「#Inktober」、今年はFediverse系にも流したので全31日分の絵をまとめて一挙紹介するのもいいな…となったので、これで行くことにしました。
…というわけで、FediverseのFの字すら掠らないレベルでFediverse関係ない話です。そして死ぬほど長いです。重ね重ねすみません…orz
Inktoberってなんぞや?
ざっくりとした概要
2009年に、アメリカのイラストレーターJake Parkerが、彼のイラストレーター仲間とともに始めたもの。10月の31日間、インクを使って描いたイラストを毎日1枚SNSにアップしようというアートチャレンジ企画。ホルベインが毎年やっている透明水彩向けのSNS企画に「#水彩強化マラソン」というものがありますが、あれのフルマラソン編みたいな感じだと言えば、なんとなくピンとくる透明水彩erの方もいるのではないかなと。
ただ、本国アメリカではもともと数多くのアーティストたちが10年かけて大きくしてきたコミュニティを、突然Jake ParkerがInktoberを商標登録してしまったことと、Jakeとは別のイラストレーターが「Inktoberは自分の著書の盗用だ」と主張したことをきっかけに炎上沙汰になっている(この問題は現在もまだ解決していないと思われる)のですが、その辺の事情については割愛。気になる方は「Inktober 炎上」とかでググると出てきます。
呉竹が毎年ZIGブランドでInktoberコラボ商品を発売していますが、このコラボ商品も件の炎上沙汰の頃から始まっていることを考えるとちょっとモヤるので、私はほとんど買ってないです。正直Inktoberタグも使わない方がいいんじゃないかと思いながらも、結局は毎年Inktoberタグを使ってしまいます…
ルール
- 絵を描くのに使う筆記具はインクを用いたものであればなんでもOK
- 作品はモノクロ・カラーどちらでもOK
- アナログイラストの企画ではあるが、デジタルでの参加も認められている(デジ絵でやる方も多い)
- 鉛筆で下書きしてもOK
- イラストでなくてもOK(※実際に書写やカリグラフィーで参加している方もいます)
参加方法
ここでは従来のスタイルであるInktrober Classicでの参加方法について。
- インクを用いてイラストを作成する。なお毎年公式からPrompt Listが9月頃に発表されるが、必ずしも公式のお題に沿って描く必要はない
- 人に見てもらえる所に投稿する。SNSでも良いし、自宅の冷蔵庫に貼り付けるなどでもOK
- 公式ハッシュタグ「#Inktober」または「#InktoberXXXX(XXXXはその年の西暦)」、あるいはその両方をつけて投稿する
- これを10月が終わるまで繰り返す。投稿頻度は毎日でもいいし、何枚か描きためて数日に一度のペースで一気に投稿する形でも可。投稿ペースよりも繰り返す事の方がより重要らしい
実は従来スタイルのClassicの他に、週一ペースで1年を通して参加する「Inktober52」という形式もあるのですが、こちらはまだ日本ではClassicほど浸透はしていない感じがするので割愛します。
チャレンジにあたって
いくつか縛りを設けた
縛りプレイは一番最初に参加した2019から設けていました。以下縛りプレイ履歴。
- #Inktober2019
-
メギド72×コピック×できるだけ公式お題
- #inktober2020
-
クリスタ×できるだけ公式お題
- #Inktober2021
-
透明水彩
- #Inktober2022
-
FF×透明水彩
で、今年の縛りプレイは悩みに悩んで以下のようになりました。
- 透明水彩
- 使用する紙は「ウォーターフォードミニ色紙」のみ
- 色塗りに使う筆は「名村大成堂 ラフィーネLR 4号」のみ(ただしハイライト入れに限り他の筆でも可とする)
- 公式のお題を使って描く
透明水彩縛りは今年で3年目ですが、水彩紙と筆まで縛りにしたのは初めてです。あと公式お題はこれまで2回チャレンジしていますが、いずれも全てを消化できないでいたので、今年はこじつけがましくなってでもいいから全てのお題を消化してみようと思いました。…しかしここまでガチガチに縛ったら流石にしんどかったですw
公開場所を拡げてみた
Inktoberは例年twitterにのみアップしていたのですが、今年はtwitter以外にも
- Fedibird(Mastodon)
- にじみす(Misskey)
- Bluesky
を加えて、計4か所でイラストを公開しました。でもFediverse系は今思えばFedibirdかioのどちらかに投稿して、それを他のMastodon/MisskeyサーバーでURI照会してBT/RNする形で拡散すれば良かったような気はします(投稿の手間的に)。最初は個別で投稿していましたが、途中からFedibirdとにじみす向けの投稿をSocialHubで一括投稿する形に切り替えました。しかしいずれにせよスマートなやり方とは言えず…。
…前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、以下時系列で紹介していきます。
#Inktober2023: 10/1〜10/15
前半は男女比率が同じになるように考えて描いてました。
10/1 Dream | リリム(メギド72)
Inktober2019の20日目で描いたものを半ばセルフリメイクするような形になりました。
リリムは夢見の力を持ち、その能力で夢の世界を渡り歩くという設定があるメギド。ゲーム中でも、バースト版では敵に追加効果で眠らせる技があったりします。ただラッシュ版(別スタイル)には受け継がれていないのが残念。
10/2 Spider | スパイダー(ロックマンX コマンドミッション)
お題を見て即決。もうこいつを描くしかない、と。 因みにこのキャラ自体にはクモ要素ほとんどありません(ぉ)
サントラのライナーノーツに「SPIDERを逆読みすると…(※この先はネタバレなので書きません)」みたいな話を小噺付きで書いていたスタッフがいて、いい意味でウワーッってなりました。因みに書いたのはブレスオブファイアシリーズのシナリオライター。…両方やってる人はなんとなーくお察しください。(;´Д`)
マクロス7のバサラとは真逆な、キザな神奈ボイスは珍しいかも…と思いながら当時プレイしてました。
10/3 Path | イオン(TOA)
pathには「(文明・思想・行動などの)方向、方針」という意味もあるので、その人にとっての理想の道を辿れるように導く人→導師 …という風に連想。「テイルズで導師と言えばイオン様かスレイ(TOZ)かアルトリウス(TOB)だな…でも意味的にはイオン様が一番適しているかな…」という感じで決めました。
別作品だと魔法騎士レイアースのクレフがパッと思いついたけど、装飾が細かく短時間では描けなかったので断念。
Day4: Dodge | アムロ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
回避といえば、個人的にはスパロボにおける回避の鬼・アムロなのだった。天パがおかしい定期。この人「集中」さえ忘れなければ大抵の攻撃は回避するし、ウィンキー時代は技量が最初から高かったので2回行動一番乗りだったよ…
なお原作、ファーストでの異常さは言わずもがなだけど、Zではカミーユに「後ろに目をつけるんだ」とか言い出すので、よりヤバい人に拍車がかかっている(褒めてる)。逆シャアになると、メンタル面に落ち着きが出てきたからなのか、だいぶまともになりますが。スパロボでのアムロとブライトは逆シャアがベースになってます。
Day5: Map | マサキ(スパロボOG/魔装機神)
高性能コンピュータを使っているのにも関わらず道に迷うCVグリリバ。
スパロボα外伝ではヒイロがゼロシステムを使って探すという事態にまで悪化したかと思えば、その後に出たOGで軍艦内ですら道に迷うレベルにまで悪化してて草。どうしてそうなった。
α外伝といえば、中断メッセージでヒイロの声真似をするマサキは笑いましたね。グリリバの技術力の高さ半端ない。
Day6: Golden | ギルガメス(ドルアーガの塔)
別名が「黄金の騎士」。
ところでPS版のTODでは、何故かドルアーガの塔がプレイ出来た(※TODアレンジ版としてミニゲームになっていた)んですが、そのTOD組とナムカプで夢の共演を果たしていたのは胸熱でしたね…。
ちなみにナムカプでのギルの声は石田彰さんでした。正統派ヒーローな石田ボイスは珍しい気がする。
Day7: Drop | セネル(TOL)
drop=水滴で、物語の根底に水や海を置いているTOLのイメージで、描くならセネルかシャーリィだろうと。
セネルと言えば、中の人が「同じ年に2回も好意を抱いていた同じ名前の女の子(※ステラ)の最期を看取る主人公」を演じている…というミラクルが発生してて、偶然の一致とはいえ流石に酷いわ…ってなりましたわね… (´Д⊂ヽ
テイルズでは珍しく投げ技を多く覚えるキャラ。正直、鉄拳にゲスト参戦しててもおかしくないと思う。
Day8: Toad | サレ(TOR)
※8枚目と9枚目は同じ日(10/9)にまとめて描いてます
toad=嫌な奴で、これはもはやサレしか勝たん! …といった感じで即決でした。同じTORからならトーマやジルバの方が人によってはもっと嫌なやつに見えるのだろうとは思うのですが、敢えてのサレで。こちらがグミで回復すると、カウンターで「グミなら僕も持ってるよ」と自分も回復してきたのが地味に厄介でした…
ただテイルズシリーズ全体で探した時に、大半の方が真っ先に思い出すのは圧倒的にバルバトスだと思いますがw
Day9: Bounce | カロル(TOV)
bounce=元気よく跳ね回る、と解釈。
これで行くなら、ちっこい体でハンマーやでっかい鞄を元気よく振り回すカロル先生が適任かなと思いました。今思えばカロル先生と同じ声のクロノアかでも良かったかなと思ったりもした。…しかし聴けば聴くほどキチジナカテジナさんと同じ声優さんとは思えない。笑
なおうちのデータのカロル先生、追憶の迷い場や闘技場に現れるクラトスを、ロイドの服(称号「赤い二刀流」)を着てフルボッコする子になってます。
Day10: Fortune | ジュドー(機動戦士ガンダムZZ)
スパロボだと幸運ハイメガで資金を稼ぐ役回りになる事が多いことと、10/10が誕生日ということで。
ただスパロボFでは命中回避のパラメータが第4次Sと比較して弱体化されてた上、機体的にも相性が良いのが現れず、しかもメインで現れる敵がビームコート持ってるポセイダル軍ばかり…と、完結編までとにかく辛かった記憶が。ZZの有難みが分かりすぎるスパロボは後にも先にもFだけでしたね…
ところで久々にスパロボにZZが参戦した時の中断メッセージを見てたんですけど、矢尾さん…もうジュドーや藤原忍(ダンクーガ)の声は出せなそうな感じですよね… (´Д⊂ヽ
Day11: Wander | スナフキン(楽しいムーミン一家)
wonder=放浪。放浪と言えばやっぱりスナフキンでしょう、と。
この衣装のスナフキンは90年代に再アニメ化された時のデザインで、声が子安武人さんだったことから、「コヤスキン」とも呼ばれたりもします。因みにこのシリーズのムーミンの声は高山みなみさんだよ! しかし残念ながら私の住んでいる所では放送されていなかったので観れなかったんですよね…
この絵はBlueskyで特に反応が多かったです。
Day12: Spicey | リリス(ヴァンパイアセイヴァー)
下書きの段階で色紙が修復不可レベルにまで黒くなってしまい、この段階で色紙の枚数が足りなくなったので、同じサイズに断裁したランプライトに描きました…。因みにこの後もう一度色紙をダメにする事案が発生します。orz
spicey→spicy=性的な意味で刺激的な、という意味から、モリガンかリリスの二択しかないなと思いました。ただモリガンは2年前の透明水彩縛りトーバーで描いたので、今回はリリスで。
モリガンの力の一部から生まれたという設定なので、ロリ体型なのに勝ちゼリフがR指定レベルという。
Day13: Rise | エルチ(戦闘メカ ザブングル)
お転婆で超短気なシビリアンの少女が、支配階級であるイノセントの文化に憧れておしとやかに振る舞おうとする…という設定があるのですが、そこにある種の向上心みたいなものがあるかなと。解釈がこじつけすぎますが。
ちなみにこの人、スパロボではウォーカーマシンのパイロットにするか、コトセット(アイアン・ギアー)のサブとするかで、シリーズによってはステータスや精神コマンドの内容が変わるので注意ですわよ。
Day14: Castle | ヴィネ(メギド72)
元のメギド体が城を背負った亀で、追放されたら小国のお姫様に転生しましたという、あまりにも城に縁がありすぎるメギド。Cマルバス同様回復に長けたメギドなのだけど、実のところマルバスよりも連れて行く頻度が多かったりする。超幻獣のポルターガイストは正直彼女いないと結構きつい(完殺オーブ係のインチキおじさんことフォラスがすぐ死ぬ)。
実は特性込みで奥義を発動した時のHP回復量よりも、全体の覚醒ゲージ+1&攻撃力上昇効果のある覚醒スキル連打の方が性能的にはヤバいという。
Day15: Dagger | ガーネット(FF9)
Disk1序盤、正体を隠す為に偽名を名乗ろう…という話になった時、ガーネットがジタンの持ってたダガーを見て、偽名をダガーにした…というくだりから。このダガーをジタンから借りる時が、そのままガーネット(ダガー)本人のターニングポイントにもなっているのはうまい演出だった。特にDisk3。
そういえばFF9アニメ化の話ってどこいったんだろう…
#Inktober2023: 10/16〜10/31
後半は色んな意味で息切れしている感。ちょっと女子率高めになってしまいました…
Day16: Angel | エリカ(サクラ大戦3)
技発動時に天使の翼が出現する方のCV日高のり子キャラ。
実は原作をやれてなくてPXZの中でしか存じ上げないのですが…掛け合いでやたらプリンを所望していたり、おはようボンジュールがあまりにも印象に残りすぎてですねw 特に1はパートナーが同じくボケキャラのジェミニだった事もあって、二人だけの掛け合いの時は常にボケ倒してて笑いました。2ではそれぞれ分かれてツッコミ要員がパートナーになったのだけど、それはそれでなんとなく寂しかったりもしました…
Day17: Demon | マモン(メギド72)
こちらはガチ悪魔…もといメギドの方のノン子さん。前日のエリカと対になってます(中の人的な意味で)
ラッシュ版シトリーのキャラクエで初登場してから2年位経って実装になったのですが、実装時にノン子さんがマモン役だと判明して、当時のメギド界隈がかなりざわついていたのを思い出します。そんな超レジェンド声優が来るとか誰が想像できるんじゃい、っていう(そして今ベルゼブブがCV石田彰で再びざわめくメギド界隈)
Day18: Saddle | アーチェ(TOP)
このお題、あまりにも変化球でどうしようどうしようとなっていたのですが、ギリギリの所でアーチェの箒がサドル付きだったことを思い出せたため、無事描くことが出来たという…。10年ぶりくらいに描いたと思う。
TOPはPS版で履修した勢ですが、GROOVYアーチェをほとんどやらずに手放してしまった…
Day19: Plump | リリッケ(機動戦士ガンダム 水星の魔女)
そういえば水星の魔女の放送開始からちょうど1年経ったな、と思いまして。
水星の魔女でふくよかなキャラと言えばリリッケちゃん。人の心がない水星の魔女において、数少ない貴重な癒し枠。あれだけ天真爛漫で朗らかな性格ならモテるのも納得なんですわ。レネはちょっと見習った方がいいと思う。
Day20: Frost | ジャックフロスト(女神転生シリーズ)
リキテックスリキッドで主線とベタを描いて、色塗りは重ね塗りせずにあっさりとした塗りでまとめてみました。ある意味Inktoberのルールに最も沿った形になったかもしれません。笑
ジャックフロスト、原典では霜の妖精で寒さの象徴でもあります。なんか今まで見てきたものとデザイン違うなと思って描いてたんですが、どうやら真・女神転生Vのデザインみたいですね。なるほど道理で見慣れないわけだ…
毎年Inktoberやってると必ず1枚は反応が多いものがあるんですが、今年はこのジャックフロストが最も反応が多かったように思います。そしてこの辺りからラフィーネの穂先が揃わなくなってきましたorz
Day21: Chains | タナトス(メギド72)
得物が鎖鎌なメギド。ただわかりやすく鎖を持ってるメギドなら、バラムやグラシャラボラスの方がまだわかりやすかったような気はしました…あと鎖鎌ならカスピエルとかマルファスとかね…。ネクロを扱うメギドではあるのですが、単純に高火力トルーパーとしての運用も出来る子。実際、ネクロ編成で使った事はあんまりないです。
中の人は子安武人さんのご子息なのですが、確かにゼクスをやってた頃の子安さんとちょっと声色似てるかも…。
Day22: Scratchy | ベレト(メギド72)
scratchy=怒りっぽいという意もあるので、怒りんぼのベレトを。
リジェネレイトしたらアンガーコントロールを試みるなどの努力をするようになった(キャラクエ参照)のを見る辺り、メンタル面でも少しずつ成長していってるんだなぁ…と思ったら、すぐ怒ること自体は割とそのままにしてて草。最近ようやくうちにも来たんだけど、チェイン苦手なので使いこなせる自信がありません…
Day23: Celestial | レナス(ヴァルキリープロファイル)
神々しいという意味があるのでレナス。もっとも、VPでCelestialといえば大魔法セレスティアルスターですがw
絵としては口のあたりの色塗りを盛大にトチってしまったので、スキャン後にPhotoshopでゴリゴリ修正しています…うう。Inktoberの時は、描き終わった時の写真も絵と一緒にアップしているのですが、前述した理由のため、この日だけ描き終わった後の写真を載せていません。
Day24: Shallow | ジェラード(ヴァルキリープロファイル)
shallow=浅はか。ジェラードは人物特性にこの「浅はか」があるのですが、これはマイナス特性になるので、修正せずに神界転送してしまうと、神界フェイズ時に発生するイベントで評価値が下がってしまいます…。
序盤は魔術師の選択肢が少ないのでお世話になりますが、私の場合序盤の段階で神界転送してしまうので、終盤までいた事がないです…。特にハードだと、神界転送してしまうとセラフィックゲートで使えなくなってしまうリセリアや、そもそも神界転送できないガノッサとメルティーナのいずれかしか使わなくなってしまうので…
Day25: Dangerous | セフィロス(FF7)
またしても作業中に色紙をダメにしてしまったため、急遽他の水彩紙に描いています…(今回はストラスモア)。
もはや危険な奴の代名詞の感があるセフィロス。スマブラ参戦が決まった時には「クラウドがいるという理由だけでスマブラにまで追っかけてきた変態ストーカー」とか言われてて草。 因みに次点は「私の愛馬は凶暴です」という名(迷)台詞でおなじみ、ガンダムXのシャギア。どちらも森川ボイスだ…
森川さんと言えば、ラジオ深夜便の「時代を創る声」に出た回で、「(トム・クルーズ出演作品の吹替で)ベッドシーンのアフレコを収録する時、現場に入ったらスタジオ中央にベッドが用意されていた」(※トムになりきって演じる為にこうなった的な理由だったと記憶)という話をしておりまして、我々は朝の4時からなんちゅう話を聞かされているのかと真顔になりました。笑
Day26: Remove | アガリアレプト(メギド72)
Fedibird用のアイコンにしているキャラ(イラスト自体はこれではないのですが)。
この人は戦闘終了後、通常版・リジェネレイト版共に帽子を取るモーションが用意されているメギド。通常版であるバーストの方は2年前に描いたので、今回はリジェネレイト版であるラッシュの方を。
ゲーム中の性能としては、リジェネレイトしても紙耐久・低HPなのはあまり変わらなかったものの、励起のお陰で火力はまあまあ出せるので速攻で決めたい時にはいいのかも。しかしパイモンリーダーにウァサゴとゼパルを載せた速攻PTの方がもっと手軽なので、現状は持て余してる状態。せっかく引いたのに勿体ないなとは思います…
Day27: Beast | ベヒモス&ジズ(メギド72)
メギドでbeast(獣)なら、イヌーンことウトゥックもしくはセタンタ(ゲイボルグ)のどちらかを描くか、ベヒモスを獣形態で描くか、グリマルキンの猫形態を描くかのいずれかを取るのが正解だと思うのですが、お題を見て真っ先に思いついたのが「2人で (「・ω・)「 ガオー のポーズを取る図」だったので…
ベヒモスもジズもInktoberで描くのは今回で3回目。実際お気に入りメギドではあるので仕方ないね!(よくない)
Day28: Sparkle | メルネス(TOL)
レジェンディアのOPのイメージ。でもこれはシャーリィではなくメルネスです。
作中の設定で「古刻語」という言語があるのですが、メルネスはその古刻語で「輝く人」という意。シャーリィではなくメルネスとしたのはそういう理由からなのでした。絵的には髪の毛が金髪から青になる表現を再現したかったのですが、色の境界で濁ってしまい…。己の力量の無さを痛感した一枚。
Day29: Massive | クラウド(FF7)
ディシディアで「その武器、重くないっスか?」と尋ねたティーダに対し「…重くはない、大切な剣だ」と返すシーンがあることからクラウドをチョイス。
実際、物理的にも間違いなく重そうなんだけど、クラウドはあの細マッチョな体でそれをぶん回しているんですよね、それも片手で…。しかもこの剣、物理的にだけでなく、かつての持ち主であったアンジールとザックスの想いも抱えているぶん、精神的な重みもあるという。むしろこっちの方が重いかも。
Day30: Rush | フルーレティ(メギド72)
締切まで後1日しかないので急ピッチで原稿を書く人気作家の図(完結させるとは言っていない)。
実装当時、旧有志Wikiで「引けない=進捗まだです」、「引けた=脱稿(または入稿)しました!」とか言われてて爆笑していたのですが、キャラストが同人作家あるある話だったので笑えませんでしたね…。極道入稿はさすがにやらなかったものの、通常入稿の締切ギリギリまで原稿やっていた事がほぼ常だったので…(白目)
Day31: Fire | 草薙京(KOF)
最終日は格ゲーで炎を使う奴の代表格・京にしてみました。とはいえ、SNK作品だけで見ても他に炎使いは何人かいるんですけども…庵とか舞とかK’とか…
SNKといえば、90年代にKOFや餓狼伝説といった主要格ゲータイトルでメインイラストを描いていた森気楼氏が、後にカプコンに移籍してくる事になるとは、その当時全く想像つかなかったですね…。
今年の縛りプレイはどうだったか
ミニ色紙縛り
紙のサイズはいつもよりも小さかったこともあり、手早く終われたのは大きかったです。ただウォーターフォードの細目は使ったことがなかったので、普段使ってる中目とは感覚が違って、思うようにぼかしが作れないこともしばしば。あと公式お題縛りでやると、用紙サイズの都合上どうしてもその中で表現するのは厳しい物もあり(4日目の回避は最もたる例です)、多少厳しい面もありました。
ラフィーネ縛り
今年は何故筆まで縛りプレイにしたかと言うと、同時期にノルムとラフィーネを買ったのに、穂先の長さなどからノルムばかり使ってしまい、なかなかラフィーネと和解できなかったからです。
ラフィーネは細かい所の描写に力を発揮する筆なので、今回ミニ色紙縛りにするならノルムよりもラフィーネの方が塗りやすいかも…と思いラフィーネ縛りも入れることに。
…が、そんなにガシガシ使った記憶はないのに、20日目辺りから穂先が途中で丸まってしまい、最後の方は細かく描くのが難しくなってしまいました…。
普段描かないような版権キャラにも挑戦
自分自身がマンネリ化しないように、普段ほぼ描く機会がない版権作品のキャラクターにも挑戦してみました。特にスナフキンやジャックフロストは普段なら絶対描かないタイプの絵柄だったので、描いてて楽しかったです。でも、結果的に自分の描きやすいものに偏ってしまったので、もっと色んな版権キャラに挑戦するべきだったなと。
おわりに
うわ、めちゃくちゃ長くなってしまった…! ここまでお付き合い頂き恐縮でございます。
毎年Inktoberが終わるたびにどこかでログをまとめないと…と思うのですが、思うだけでそのまま忘れてしまうんですよね…。なので、今年はきちんとまとめられてよかったです(小並感)余力があれば過去実施分もそのうちまとめられたらいいな…と思いつつ、この辺でお開きにしたいと思います。ご清聴有難うございました。